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代官山公園とPARK DAIKANYAMA

PARK DAIKANYAMAがあるこの場所は、かつて田名部館(城)が築かれた場所であり、その後も江戸時代の盛岡藩(南部藩)のころに田名部代官所が置かれた場所でもあります。その後も、学校や図書館として多くの人に利用され、昭和59年4月に近隣住民の憩いの名として代官山公園が開設されました。公園内には樹齢300年と言われる高野槇が現在もシンボルツリーとして公園を見守っています。また恐山へ続く街道の入り口に位置し、かつて下北の産業・経済・文化の中心として繁栄した田名部地区が公園を中心に広がっています。そんな歴史と田名部地区の文化が色濃く残る代官山公園ですが、周辺地域の経済の衰退化から、歴史価値を含む代官山公園自体の存在が希薄になっている現状にあります。このような現状を含む田名部地区全体の賑わいを取り戻すための一歩として、私たちはPark-PFIという制度を活用しPARK DAIKANYAMAという事業を行うことになりました。
安全性と利便性のための環境整備
地域の人々が、日常生活の中で公園を活用することにより、公園とその周辺地域の社会的価値を高めていくことに繋がるとわたしたちは考えています。そのためには、老朽化した公園を新しく快適に利用できるような整備が必須となります。代官山公園には、便益施設として公衆トイレが設置されていましたが、老朽化が進んだ和式トイレであったため、高齢者や子どもなどには使いにくいトイレとなっていました。このような状況をPark-PFI事業を活用し、公園を訪れるすべての人々が、安全・快適に利用できるトレーラーハウス公衆トイレを整備・設置をしました。人々が集まり滞在できる環境整備を行うことにより、地域のコミュニティ形成に貢献できると考えます。
トレーラーハウスを使ったスマートな空間づくり
今回、当事業において多くの施設にトレーラーハウスを使用しています。代官山公園の自然景観に配慮したデザイン性の高さはもちろん、「移動可能」というメリットを最大限に活用し、事業撤退時には自然景観を損なうことなく、移動が可能になり撤退後のトレーラーハウスは別の用途への転換が可能となります。宿泊用として使用するトレーラーハウスは、災害時の仮設住宅や、一時避難所としても使用できるため、その後も地域への貢献を継続できるものと想定しています。
→管理事務所内にはトレーラーハウスの販売店 PARKHOES青森店 の事務所を併設しております。
 お気軽にお立ち寄りください、宿泊者がいない場合には、グランピングトレーラーなどの内見も可能です。
魅力の再発見とにぎわいの創出
PARK DAIKANAYAMAが位置するむつ市小川町は、恐山街道の入り口に位置し、徒歩圏内に田名部神社を取り囲む飲食店が立ち並ぶなど、下北周遊の拠点として便利な立地にあります。滞在中は、夜の街を楽しみ下北ならではの食事や雰囲気を実体験し、翌日には恐山方面、大間方面へ出かける、などといった計画が立てやすくなります。
また、観光視点だけではなく、日常的な憩いの場としての利活用需要を増やしていくこと・地域コミュニティの場として下北半島発信のクラフトイベントや地元飲食店などによる飲食イベントなどを開催することによりPARK DAIKANYAMAを最大限に利用していくことが目的でもあります。
PARK DAIKANYAMA キーワード

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下北半島 むつ市 田名部地区

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